アートメイクをした後、かさぶたの剥がれ落ちる時期やどのくらいで治るのかなど不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
今回は、アートメイク施術後のかさぶたの役割や部位ごとの経過、施術後の注意点を解説していきます。ぜひ最後までお読みになり、正しいアフターケアで綺麗なアートメイクを維持していきましょう。
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アートメイクのかさぶたは1週間~10日で自然に剥がれ落ちる
アートメイクの主な施術箇所は「アイライン」「眉毛」「リップ」の3つの部位です。基本的には、施術後赤みや腫れが落ち着いてからかさぶたができ始めます。剥がれ落ちるまでの期間は、施術部位、施術方法、個人差によって異なりますが一般的な目安は以下の通りです。
- アイライン:1週間〜10日程度
- 眉毛:1週間〜10日程度
- リップ:1〜10日程度
目安として、10日以上経過してもかさぶたが剥がれない場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。
かさぶたができるのはアートメイク後 3~5日目
アートメイク後3〜5日程度でかさぶたができます。アートメイク後のかさぶたは単なる傷跡ではなく、施術部位の保護や色素定着のために重要な役割を担っているのです。
かさぶたの役割として以下の3つが挙げられます。
- 傷口の保護:傷口を外部の刺激から守り、感染を防ぐ役割を果たします。
- 傷口の修復を促進:かさぶたの形成は、傷口の治りを早める過程の一部です。
- 色素定着の促進:定着前の色素を皮膚に残りやすくします。
それぞれの部位ごとに施術後の経過をみていきましょう。
アイラインのアートメイク後かさぶたができる時期
施術直後は赤みやヒリヒリとした感覚、腫れ感がありますが、翌日〜3日目には腫れも落ち着き、赤みやヒリヒリとした感覚も少なくなっていきます。
施術後2〜3日でかさぶたができ始め、徐々に剥がれ落ちてきます。色ムラができてしまう場合もありますが、徐々に落ち着きますので安心してください。1週間から10日でかさぶたが全て剥がれ落ち、色が定着します。
眉毛のアートメイク後かさぶたができる時期
施術直後は赤みやヒリヒリとした感覚があります。眉毛で隠れているため、赤みが出ていても目立ちにくいです。翌日〜3日目に赤みやヒリヒリとした感覚が落ち着きます。施術後2〜3日でかさぶたができ始め、徐々に剥がれ落ちてきます。色ムラができてしまう場合もありますが、徐々に落ち着いてきますので安心してください。
1週間以上経つとかさぶたが全て剥がれ落ち、色が定着します。
リップのアートメイク後かさぶたができる時期
施術直後赤みやヒリヒリとした感覚、腫れ感があります。唇は皮膚が薄いため腫れやすく、たらこ唇のような見た目で心配になってしまうかもしれません。ですが、必ず落ち着きますので安心してください。翌日〜3日目頃より赤みや腫れが落ち着き、施術翌日から皮向けのようなかさぶたが剥がれ落ちる人もいます。その過程で色ムラができてしまう場合もありますが最終的には整いますので心配いりません。
1週間以上経つとかさぶたが自然に剥がれ落ち、色が定着します。
かさぶたの色は白か薄い黄色で目立ちにくい
アートメイクは、皮膚の浅い部分(真皮浅層)に小さな傷ができるため、ケガでできるような赤黒いかさぶたとは違います。アートメイク後のかさぶたは薄い膜だったり、皮向けのようなものだったりです。
それぞれの特徴としては、眉のかさぶたは茶色から黄色の場合が多く、眉に隠れて目立ちにくい特徴があります。アイラインは薄い膜のような白、リップは皮向けのような白や赤、ピンクなど、使用する色によって異なります。
かさぶたは気になっても剥がしてはいけない
アートメイク後のかさぶたは、決して無理に剥がしてはいけません。その理由は色素が薄くなったり、傷跡が残ったりするなどアートメイクの完成に影響が出るためです。
また、かさぶたは傷口を外部の刺激から守る役割をしているため、無理に剥がすと傷口が開き、感染しやすくなったり、治癒が遅れてしまったりする可能性があります。
メイクやスキンケアはかさぶたが剥がれ落ちてから
アートメイク後のかさぶたは、自然に剥がれるのを待つことが大切です。しかし、適切なケアを行うことで、色素の定着を促進したり、肌の回復を早めたりすることができます。ここでは、具体的なケア方法について解説していきます。
アートメイク後のメイクについて
アートメイク後のかさぶたが剥がれるまでは、メイクを控えてください。特に、施術部位に直接メイク用品を塗布することは避けましょう。傷口から細菌感染を起こす可能性があるため、つけまつげやまつげエクステは2週間ほど使用を避けてください。
アートメイク後のスキンケアについて
アートメイク後のかさぶたは、乾燥しやすく刺激に敏感です。保湿を心がけ、刺激となる成分は避けるようにしましょう。「アルコール」や「ピーリング成分」が入った化粧水などは刺激が強いため避けて、クリニックで処方するワセリンなどでしっかり保湿を行うようにしてください。
洗顔は、かさぶたに刺激を与えないように、優しく丁寧に洗いましょう。擦ったり、熱いお湯で洗ったりせず、ぬるま湯で洗い流すようにしてください。
かさぶたのかゆみが気になる場合の処置
かさぶたのかゆみが辛くどうしても触ってしまう方もいます。その方は以下の3つの対処方法を試してください。
- 処置した患部を冷やす
- ワセリンで保湿する
- かゆみを抑える内服薬を飲む
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
処置した患部を冷やす
かゆみを感じる場合には冷やすと和らぐ場合が多いです。冷たいという感覚がかゆみの神経を抑えるからです。清潔なガーゼで保冷剤をくるんだものや、濡らした清潔なタオルで優しく患部を冷やしてください。
ワセリンで保湿する
乾燥するとかゆみを感じる場合がありますので、ワセリンでしっかり保湿しましょう。感染の予防も含め清潔を保つよう患部に触る際には手洗いを行ってください。入浴後は意外と乾燥しやすいので注意が必要です。
かゆみを抑える内服薬を飲む
かゆみが強い場合には、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬を内服すると落ち着く場合があります。施術したクリニックへ相談した上で、適切な薬を処方してもらいましょう。
アートメイクのかさぶたは経過観察が大事!
アートメイク後のかさぶたについて、その役割や部位別の経過、正しいケア方法、注意点などを詳しく解説しました。
アートメイク後のかさぶたは、決して無理に剥がしてはいけません。無理に剥がすと感染を起こし治癒を遅らせてしまったり、色素が薄くなって期待した結果が得られなかったりしてしまう可能性も考えられます。色素の定着を促進し、肌の回復を早めるには、患部を清潔に保ち保湿をしっかりと行い経過をみるようにしましょう。
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