アトピー性⽪膚炎

皮膚状態が良くなったり、悪くなったりを繰り返し、強いかゆみのある湿疹が認められます。アトピー素因(血縁者に喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎にかかったことがある。患者様自身がいずれかにかかったことがある。IgE抗体ができやすい)や皮膚バリア機能の低下を背景に、皮膚の乾燥、そう痒を伴う紅斑、丘疹、痂皮を認めます。皮疹は左右対称性で乳幼児期に好発し、慢性、反復性に経過し、苔癬化をきたします。ある程度年齢的な特徴があり、乳児期は頭や顔に始まり、次第に体や手足に広がっていく傾向があります。幼小児期は首や手足の関節の内側に皮疹ができやすい傾向があります。思春期や成人期は上半身(頭、首、胸、背中)の皮疹が強い傾向があります。検査では白色皮膚描記症や、血液検査IgE高値、好酸球の上昇、TARCの上昇を示します。

接触⽪膚炎

日常生活で接することが多い金属、化粧品など原因物質に接触して生じる湿疹であり、いわゆる「かぶれ」です。免疫細胞の関与の有無で刺激性接触性皮膚炎とアレルギー性接触性皮膚炎に分けられます。刺激性接触性皮膚炎では物理的に皮膚の表面(角層)が障害を受ける皮膚炎で、接触部位に一致して皮膚の炎症が起こります。そう痒を伴い、紅斑、丘疹、水疱を生じます。重症例では潰瘍を伴うこともあります。確実に診断するためには「皮膚貼付試験(パッチテスト)」で疑わしい物質を貼付して48時間後、72時間後、1週間後に皮膚反応を確認します。金属アレルギーの場合は1週間後に陽性反応があらわれるなど、診断に時間がかかる場合があります。当院では「皮膚貼付試験(パッチテスト)」を行っております。ご相談ください。

じんま疹

何らかの誘因で一過性の血管、浮腫がおこり(皮膚が現局してくっきり赤く盛り上がり)紅斑、膨疹、そう痒をきたす疾患です。個々の皮疹は数十分から数時間以内に消えるのが一般的ですが、中には半日から1日続く場合もあります。発症して6週間以内を「急性じんま疹」、それ以上経過した場合を「慢性じんま疹」と呼びます。じんま疹はアレルギーが関係している場合と物理的刺激や運動、疲労、ストレス、また原因がわからない(特発性と呼ばれる)などアレルギーが関係していない場合があります。一般的には、皮膚だけの症状であるじんま疹では命に関わることはありませんが、のどの粘膜が腫れたりすると呼吸が苦しくなることがあります。特殊なものに刺激誘発型じんま疹の中に食後の運動で誘発される食物依存性運動誘発アナフィラキシー (FDEIA)、発汗刺激で起こるコリン性じんま疹、寒冷じんま疹などがあります。

薬疹

薬剤の摂取が原因で発疹を生じた疾患の総称で、薬剤の全身投与 (内服、注射) によるものを指し、外用によるものは接触性皮膚炎として扱われます。薬疹は特定の薬に対して反応するような細胞や抗体がある人(=特定の薬に感作された状態)にのみ生じます。通常、特定の薬に反応するこのような細胞や抗体が出来るのには内服を始めて1~2週間程かかるので、そこで初めて発症すると考えられています。基本的には全く内服したことのない薬で薬疹を生ずることはないです。薬疹には固定薬疹、重症薬疹、ウイルスが関与する薬剤性過敏症症候群 (DIHS)などがありますが、特に重症薬疹 (中毒性表皮壊死症、スティーブンス・ジョンソン症候群) は全身性の発疹と全身症状により生命に関わる可能性があります。これらの重症薬疹では、原因となった薬を中止しただけで良くならず急速に悪化しますので、迅速に対応することがとりわけ重要となります。

水疱症

皮膚に水疱、いわゆる「みずぶくれ」や「びらん(ただれ)」を生じる病気をまとめた総称です。この水疱症ではウィルス性、細菌性、外傷、やけどなどの物理的刺激による水疱は除いた疾患です。病気を引き起こす原因によって2つに大別されています。自己免疫疾患による後天性水疱症(自己免疫疾患とは、その免疫系が自分自身の正常な細胞や組織に対して攻撃を加えてしまうもの)と遺伝子の異常に伴う先天性水疱症に大別されます。自己免疫性による水疱症は、自分の皮膚の表皮、あるいは粘膜の上皮にある成分を攻撃する抗体が体内で作られてしまい、その結果、細胞がバラバラに離れて皮膚や粘膜に水疱を生じる病気です。人から人へうつる病気ではありません。自己免疫による後天性水疱症には天疱瘡、類天疱瘡、先天性水疱症にはHailey-Hailey病、先天性表皮水疱症などがあります。また分類として表皮内水疱と表皮下水疱で大別することもあります。

膿疱症

原因不明の無菌性膿疱が表皮から表皮直下に多発する疾患で、金属接触、薬疹、感染性膿疱を除いた疾患の総称です。代表的な疾患に掌蹠膿疱症があります。掌蹠膿疱症は両手掌(手のひら)と両足底(足の裏)に無菌性膿疱が多発する疾患で周期的に改善と悪化の病状を繰り返します。皮疹は小さな水疱(水ぶくれ)が生じ、次第に膿疱に変化します。その後はかさぶた(痂皮)となり、角層(皮膚の最表層にある層)が剥がれ落ちます。病巣感染、歯科金属アレルギー、慢性扁桃炎などが関与していると考えられます。患者さんのうち20〜30%は病巣感染や金属アレルギーが関与していることがわかっています。残りの70~80%は検査をおこなっても原因を突き止めることができず、対症療法を受けることになります。ちなみに掌蹠膿疱症の患者様のうち、80%の人が喫煙者という報告があります。

乾癬

全身の皮膚に銀白色の厚い鱗屑(皮膚の粉)を伴う紅斑が多発する炎症性角化症です。乾癬の患者さんの90%がこの症状です(=尋常性乾癬)。慢性の機械的な刺激を受けやすい頭皮や髪の生え際、肘、膝、臀部、下腿伸側に症状が出やすいです。角化細胞の増殖能更新 (=ターンオーバー時間の短縮) を認めます。原因として遺伝的素因に様々な環境因子(食事、ストレス、肥満、感染症、薬剤など)が加わると発症すると言われています。欧米での家族内発症は20~40%と高率であることが知られていますが、日本では家族内の発症頻度は4~5%との報告があります。皮疹の大きさや性状から、尋常性乾癬、滴状乾癬、膿疱性乾癬、感染性紅皮症に分けられます。また15%に関節炎を合併し、乾癬性関節炎と呼ばれます。乾癬は感染する病気ではなく、患者さんの発疹に触れても、温泉やプールに一緒に入っても、他の人にうつることは絶対にありません。

⺟斑(ほくろ)

皮膚に生じる腫瘍の一つです。細胞分裂 (分化) の過程で遺伝子変異をきたした一部の細胞が増殖することによって起こる、色調、形態の異常を主体とした限局性の皮膚病変です。「1つの細胞」が増加(または減少)したもの、「1つの器官」が増加(または減少)したもの、「複数の器官」が増加(または減少)したもので分類することができます。母斑には様々な種類があり、表皮母斑、脂腺母斑、色素性母斑、Spitz母斑、扁平母斑、太田母斑、蒙古斑、結合組織母斑などがあります。一般に目にするいわゆる「ほくろ」の大部分は母斑細胞性母斑(色素性母斑)と呼ばれるものです。母斑細胞性母斑は母斑細胞が表皮と真皮の境目または真皮の中に存在して、メラニン色素を作り出すために、褐色ないし黒色に見えます。種類によっては毛が生えたり表面がでこぼこしたりする母斑があります。小さな色素性母斑は悪性化することはあまりありませんが、巨大色素性母斑はごく稀に悪性化する可能性があるともいわれているため、適切な観察や治療が必要です。

⽪膚腫瘍

腫瘍とは細胞が生理的な制御を受けずに自律性に異常増殖をする疾患のことで、その中で皮膚に生じたものが皮膚腫瘍です。異常増殖は遺伝子の異常によって起こり、その原因として紫外線などの環境要因やウイルス感染などがあります。臨床的な経過や病理組織学的所見から良性腫瘍と悪性腫瘍に分けられます。それらは増殖速度、分化度、局所発育形式、転移、生命への影響に違いがあります。良性腫瘍は、一般に増殖が緩やかで生命に悪影響を起こさないものとされています。悪性腫瘍(いわゆる「がん」)は近傍の組織に進入し、遠隔転移し、体を破壊しながら増殖するものとされています。皮膚の悪性腫瘍の中で比較的多いものとして基底細胞腫、有棘細胞腫、悪性黒色腫があります。皮膚の悪性腫瘍の治療は手術により切除する事が原則です。腫瘍周囲を含めて切除するだけで良い場合も多くありますので、早めに専門医による診察を受ける事が大切です。

にきび

「にきび」は尋常性痤瘡といいます。毛包、毛脂腺の慢性炎症疾患です。この発疹は、毛穴に皮脂がたまり、出口が炎症を起こして小さく隆起したものです。脂漏部位に好発し、炎症性皮疹、丘\疹、膿疱、嚢腫、結節などが混在します。にきびのできる原因は主に過剰な皮脂の分泌、毛穴の出口が角化してつまる、またニキビ菌(アクネ菌=Propionibacterium acnes)の繁殖などがあります。強い炎症を生じて、毛穴の周りの皮膚に障害を与えると、ケロイド状に盛り上がったりへこんだりして瘢痕(はんこん)を残します。思春期から青年期の男女に多いですが、大人でもにきびの症状が続く患者さんがいます。大人のにきびの発症メカニズムは思春期のにきびと同じですが、女性に多く、悪化因子としてストレスや睡眠不足、生活の不規則、不適切なスキンケアなどが見られます。当院ではご希望される患者さんに、にきびに対する自費治療も行っております。お気軽にご相談ください。

蜂窩織炎

黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌などの感染が真皮深層から皮下組織レベルで水平に拡大するびまん性の急性感染症です。急速に拡大する境界不明瞭な紅斑を特徴とし、熱感、疼痛、接触痛を伴います。蜂窩織炎は放っておくと重症化することがあり、重症化ケースでは菌血症や壊死性筋膜炎を生じ、敗血症になることがあります。細菌は通常ひっかき傷や手術、熱傷、真菌感染症などによりでできた小さな傷から侵入しますが、傷のない正常な皮膚にも起こることがあります。基礎疾患に糖尿病やステロイド治療など免疫を低下させる要因があると重症化しやすくなります。またリンパ浮腫などで下肢がむくむ患者さんは蜂窩織炎になりやすいと考えられます。発熱、関節痛、倦怠感など全身症状を伴い、重症化した場合は入院治療も必要な場合があります。

帯状疱疹

水痘帯状疱疹ウイルス (VZV) の回帰発症による感染症です。小児期に水痘に感染する(みずぼうそう)とそののち、ウイルスが神経細胞に潜伏感染を続け、何らかの誘因で帯状疱疹として回帰発症します。誘因として過労や悪性腫瘍の合併など宿主の免疫機能の低下、手術や放射線照射などがあります。水痘罹患や水痘ワクチンを接種してVZVの抗体を持った患者さんの約20%が罹患するといわれています。ウイルスが再活性化されると神経節内で増殖し、知覚神経を通って表皮に達し、表皮細胞に感染しそこで更に増殖して、丘疹や水疱が神経の走行に沿って帯状に出現します。肋間神経、顔面神経、三叉神経の支配領域に片側性に神経痛様疼痛が生じ、紅うんを伴う小水疱の帯状集簇が見られます。皮疹の出現後1週間までは紅斑や水疱が新生し、皮疹部の拡大がみられます。その後治療すれば、約2週間でかさぶたとなり、約3週間でかさぶたは脱落して治癒します。

⼝唇ヘルペス

口唇ヘルペスの原因の単純疱疹とは単純ヘルペスウイルスの初感染、再感染、再発(初感染後、体に潜んでいたウイルスが、再活性化して症状が現れる場合)により、皮膚や粘膜に小水疱やびらん(ただれ)を伴う病変です。初感染はウイルスに対して免疫を持っていないために高熱などの全身症状を伴います。しかし、多くの場合初感染の時は無症状であるともいわれています。単純疱疹は単純ヘルペスウイルス1型、2型 (HSV-1, HSV-2) を病原体としており、顔面や性器の皮膚症状を呈する感染症です。初感染後に知覚神経節に潜伏感染し、免疫能低下により再活性化して再発を繰り返します。HSV-1は顔面、特に口唇に再発し、HSV-2は下半身、特に性器に再発を繰り返します。そのうち口唇やその周囲に有痛性の水疱が見られるものを口唇ヘルペスといいます。

尋常性疣贅(いぼ)

主にヒトパピローマウイルス (HPV) 2型、27型、57型の感染により発症します。皮膚の微小外傷から侵入して角化細胞に感染し、増殖、乳頭腫を形成します。主としてヒトからヒトへの直接的接触感染ですが、間接的接触によっても感染する機会があります。銭湯、温泉施設、ジムなどの施設でHPVに感染したケースが見られます。主に若年者の手掌、足底、顔面に好発します。放置すると大きくなったり、数が増えたり、病変部と接する部位にうつったりします。治療としては液体窒素による凍結療法が標準的な治療です。液体窒素(-196℃)をスプレー、綿棒などで病変部にあて、ウイルスに感染した細胞を壊死させます。1週間から10日間に1度の治療を繰り返します。また漢方の一種であるヨクイニンエキス(ハトムギ種子抽出物)内服は疣贅に対する免疫力を上げる効果があるといわれています。溶解作用のあるサリチル酸ワセリンの貼付を行うこともあります。

伝染性軟属腫(⽔いぼ)

ポックスウイルスに属する伝染性軟属腫ウイルス (MCV) の感染により臍窩をもつ半球状の丘疹をきたす疾患です。表面は平滑で中心臍窩のある、光沢を帯びた1~5mm程度の小丘疹で、ピンセットなどで圧迫すると白色の粥状物質が臍窩から排出されます。これはウイルス感染を受けて変性した細胞塊で軟属腫小体(molluscum body)と呼ばれます。この軟属腫小体が皮膚に接触することで次々に伝播していきます。特に小児好発し、夏季に流行します。患児との接触による直接感染が主ですが、保育所・幼稚園や学校のプール、スイミングスクールでビート板、タオルなどを介した間接感染もみられます。外傷や乾燥など皮膚が障害されている部位から感染し、表皮細胞内でウイルスが増殖します。特に、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患があると、皮膚のバリア機能が低下しているため感染しやすく、掻破によって急速に増加し、播種状になる場合もあります。粥状内容物が周囲皮膚に付着し、次々と自家感染します。

⾜⽖⽩癬

白癬とは皮膚糸状菌による感染症です。カビの一種である白癬菌が足の皮膚から爪(爪甲)の中に侵入(寄生)するためと爪甲の下の角質が厚くなります。また爪甲が濁って見えるようになり、次第に爪も分厚くなってきます。糸状菌はケラチンを栄養源とするため、ケラチンの豊富な皮膚角層、爪、毛に感染します。感染部位によって足白癬、爪白癬、手白癬、体部白癬、股部白癬、頭部白癬などに分類されます。白癬菌は、爪水虫や足水虫の方の皮膚や爪に潜んでおり、皮膚や爪がはがれ落ちることで他の人にうつります。はがれ落ちた皮膚や爪は、バスマット、スリッパ、絨毯、床などを介して、足や爪につきます。白癬菌がついた状態で、足が湿った状態のまま靴下を履く、通気性の悪い靴を履くなどして、長い時間白癬菌がついたままでいると感染するといわれています。また足に傷がある場合などでは、感染しやすくなると考えられています。

脱⽑症

男性型脱毛症 (AGA) 、円形脱毛症、抜毛症 (トリコチロマニア) などがあります。男性型脱毛症 (AGA) とはアンドロゲンの作用により前頭部、頭頂部に進行性の脱毛を生じる疾患です。アンドロゲンが作用すると、頭の毛は薄くなり(軟毛化)、ひげ、胸毛などは濃くなる(硬毛化)という現象が起きます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。また、女性でも、男性型脱毛症になることがあり、更年期以後に目立って来ます。最近では女性型脱毛症という呼び方がされるようになっていますが、男性と違い生え際は保たれ頭頂部中心に頭髪が薄くなります。当院ではご希望される患者様に、男性型脱毛症 (AGA) 、女性男性型脱毛症(FAGA)、女性型脱毛(FPHL)に対する自費治療も行っております。お気軽にご相談ください。

巻き⽖

巻き爪とは爪の先端が内側に巻き込んだ変形のことを指します。巻き爪の縁は爪の下や周りの皮膚を傷付けやすいため、細菌感染し炎症により「爪囲炎」を起こします。爪切りを間違ったり、爪への過剰な力が加わったり、指に力がかからない状態が長く続いたりすることが原因で爪囲炎が起こります。間違った爪切りで多いのはいわゆる「深爪」です。 深爪をしていると、足の指に力が加わった際に、爪の先の皮膚が踏ん張る力で盛り上がります。そのことで爪が接している皮膚に炎症が起きます。当院ではご希望される患者様に、巻き爪に対する自費治療も行っております。お気軽にご相談ください。巻き爪に対する自費の矯正治療とは、矯正器具を使って爪の形を本来の状態に近づけることにより、爪による皮膚への圧迫・刺激を防ぐ治療です。施術直後から痛みが取れる場合もあり、巻き爪治療としては第一優先で選択される治療となります。

多汗症

多汗症には全身に発汗が亢進する全身性多汗症と体の発汗部位が限定される局所多汗症があります。全身性多汗症には特に原因のないもの(原発性)と感染症、内分泌代謝異常や神経疾患に合併するものがあります。局所多汗症も原因のわからないもの(原発性)と外傷や腫瘍などの神経障害による局所性多汗症があります。原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。腋臭症では種々の原因によりエクリン汗腺からの発汗が異常に亢進する疾患です。重症度の判定は自覚症状により以下の4段階に分類した Hyperhidrosis disease severity scale(HDSS)を用い、(1)まったく気付かない、邪魔にならない (2)我慢できる、たまに邪魔になる (3)どうにか耐えられる、しばしば邪魔になる (4)耐えがたい、いつも邪魔になる。このうち(3)、(4)を重症の指標にしています。また、発汗量測定法を用いて重症度を決める方法があります。当院ではご希望される患者様に、多汗症に対する自費治療も行っております。お気軽にご相談ください。